2007年09月20日

真宗大谷派西願寺完了検査

西願寺の「まちづくりセンタ-」による完了検査が昨日行われ無事合格して完了した。あとは当事務所と施主立会いのもとに行われる完了検査、取扱い説明、引渡しの業務を残すのみとなった。このごろは一般住宅では真壁構造は少なく、床柱、床框、落し掛け、長押等の造作材を使う日本間が本当に少なくなったと感じる。今回の工事では床の間が三箇所あるのでそれぞれ違う樹種を使用して創り上げてみた。杉の絞り丸太、黒檀、杉の磨き丸太である。玄関の式台も12尺×2尺で暑さが2寸の無垢の欅を使っている。まだ、出来上がったばかりなので色にばらつきがあるが何年かすると欅、檜、杉の油が出て、それぞれが自分の色を出して雰囲気のある空間に生まれ変わる。



Posted by 玄建築設計室 at 17:08│Comments(0)
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真宗大谷派西願寺完了検査
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