玄建築設計室

  

一生もんだと思って続けている趣味に佐川派大東流合気武術と加藤流津軽三味線がある。自分なりに精進しているつもりだが思うように進んでいないのが現実だ。稽古のたびにむづかしいむづかしいと言っていた時に大東流の先生から「楽しむことが上達する方法ですよ。」と「むづかしいとか出来ないと言うと出来る可能性が切れてしまうよ。」とも教えていただいた。たまたま、縁あって武術と音楽の趣味に関わらさせていただいていますが、そのおかげで今年はいろいろな人にも出会うことが出来、いろいろな経験をすることが出来ました。本当に楽しくありがたいことでした。出来なくて、情けなく落ち込むことのほうがはるかに多いですが出来ることを期待して前向きに楽しんでしまおうと意識を変えることを学んだ年でもありました。この意識は自分の本業の設計にも繁栄され、凄くありがたいことでした。来年も楽しんで仕事と趣味を少しづつで良いので進化させていきたいと考えています。今年はいろいろなかたがたにお世話になり本当にありがとうございました。来年も宜しくお願いしますm(_ _)m

  

写真は24日の忘年会の帰り道に遠鉄第一通り駅の高架下で出会った非常にハッピーな一団です。どういうわけか記念撮影になりましたが楽しさを共有させてもらいました。名前も知らない人達ほんとうに楽しかったです。ありがとうございました。だから、飲みに出かけるのはやめられない！


  

今朝、起きて庭を見たら紅色が目に飛び込んできました。思わず携帯でパチリ！







  

金原明善翁生家再生工事ではいろいろと実に細かな工事もしています。柱や梁に欠損した穴が空いたままになっているところが沢山あります。大工さんが一つ一つ丁寧に新しい同じ材種を使って埋めていきます。２００年を過ぎた建物なので色は違いますが穴があいたままではしのびないのでできる限り現状の形に合うように再生してもらっています。古民家再生ではないのですがマンション等の大規模修繕工事の設計監理もいくつかやらさせていただいています。これは１０年から１５年ほどたった建物ですが調べているといろいろと見えてくるところがあります。自分が設計したらこのような納まりはしてはいけないとか、このような材料を使ってはいけないとか逆にこれは使える材料、納まりとか本当に勉強になることが多い仕事です。設計者はやはりしっかりとした技術と知識の上にたってデザインを追及していくことが最も大事だとこの頃痛切に感じています。古民家再生は昔の職人の技術と知恵を勉強する絶好の機会でもあります。  

晴天に恵まれた昨日の12日（日曜日）、亀井戸公会堂の上棟式が行われた。今日雨が降ると天気予報にあったので暗くなる直前まで棟上げの作業が行われルーフィングまで無事敷きことができ一安心でした。やはり今日は雨になった。やることをしっかりやっていただいて本当にありがたいことです。これから完成に向けて工事関係者の皆さんが何事もなく進んでもらえるとますますありがたいことです。写真は全景、餅まき前の自治会の皆さん、屋根の上で役員の方々と記念撮影！  

今まで金原明善翁生家を覆っていた仮設建物が取れました。全面葺き替えた瓦屋根も顔を見せてくれました。まだまだ再生する個所は沢山残っていますが施主の金原さん、監督、職人、そのほか工事関係者と一番良い方法を見つけながら素晴らしい建物に再生していきます。写真は上から南側から見た外観、１階内部、２階内部です。  

只今、工事中の磐田市の亀井戸公会堂の基礎の仕上がりが非常に素晴らしい。見ていると嬉しくなってきます。天端モルタル（おおまかに言うと布基礎の一番上に塗るモルタルのことです。）の仕上がりも凄く綺麗です。コンクリートも色も良く、必ず入るヘアークラックも今のところ全く出ていません。施工会社の乗松建設（株）の監督さんいわく、担当した基礎会社の社長が近頃で一番良い出来になったと言っていたそうです。私の目も狂っていなくて安心しました。  

現在、板屋町で工事中の創作和風料理「とり誠」さんの柱は移動するのです。オーナーと大工さんと私と皆でアイデアを出し合って、できる限り簡単に取り外し取り付けができ、安全でかつデザイン性が良いものを造ってもらった。出来栄えは現地に行って確かめてください。今月の２４日のクリスマスイブにオープンします。場所は完成写真と一緒に後日のブログで紹介いたします。  

内景もなかなかです。今年の夏が暑かったから鮮やからしいと母が人から聞いたと言っていたけれど本当かな？(^_^;)


  

自宅の庭の紅葉がなかなか良くなりました(^_^)