2009年04月09日
接着力
浜松市中区助信にあるマンション「グランコ-ト助信」の大規模改修工事の監理業務を行っている。木造の専用住宅も今回のようなRC造の共同住宅も同じことなのだがおおよそ10年から13年で改修工事が発生する。おもな工事は屋根と外壁の補修(塗装塗り替え、タイル補修)工事になる。今回の工事も屋根の一部補修と外壁の塗り替え、浮きやひび割れが見られるタイルの張り替えが主な改修工事になった。一軒家の改修工事と比べると共同住宅の改修工事のほうが工事代金は安いものとなっている。今日は張り替えたタイルがしっかりと接着しているか、接着力試験機を使っての引張接着強度測定に立会ってきた。建物の寿命は使う人がどのように使うか、メンテナンスをいかに細かく行うかによってだいぶ差が出てくるので愛情を持って接してほしいものです。

Posted by 玄建築設計室 at 16:28│Comments(0)